2019年6月8日(土)
「銭湯ウォーク 葛飾の街歩きと銭湯を楽しむ 堀切編」が行われました。
今回は特にたくさんの参加応募に、葛飾区浴場組合連合会(浴場組合)一同、お礼申し上げます。
今回の集合場所(スタート)は「お花茶屋駅」
出発前、ガイドを務める葛飾区産業観光部観光課・下町文化研究家の谷口栄さんから、本日の銭湯ウォークのポイントが参加者に伝えられました。
◆彫刻家 平櫛田中(ひらぐし でんちゅう)の足跡
◆西光寺 親鸞聖人(しんらんしょうにん)の伝説
◆堀切の郷倉(ごうぐら)
◆堀切菖蒲園
◆日の出湯(本日のゴール)
まずは、最初のポイント「彫刻家 平櫛田中の足跡」をたどるべく、お花茶屋図書館へ。
こちらでは、「平櫛田中とかつしか」と称した常設展示が行われており、葛飾区の宝町に構えたアトリエの模型、当時の様子が解るパネル展示、関連書籍が設置されております。
常設展示とはいえ、谷口さんがいるだけで「あぁ!なるほど!」という解説がきけるのも、葛飾の銭湯ウォークの醍醐味。
そして、次の西光寺へ向かう途中、こんな場所にも…
実はこの場所、平櫛田中のアトリエがあった場所なのだそうです。
西光寺へ到着。
ここでは、親鸞聖人についての解説が行われましたが、この場所について話をする上では、「葛西三郎清重」という鎌倉武士が重要なポイントになるというお話も…
詳しい内容については、銭湯ウォークに参加された方の特権になりますので、あしからず。
公園で休憩をはさんで郷倉へ。
堀切小学校の一角に残るこの場所は、年貢を一時的に保管しておく場所として建てられたものでしたが、時代の流れと共に、災害対策用の備蓄倉庫として使われるようになったものだそうです。
谷口さん曰く、「災害遺産」として覚えておいて欲しいとの事。
極楽寺にも立ち寄りました。
かつしか菖蒲まつりが開催中の堀切菖蒲園へ。
谷口さんが用意してくれた古地図資料を基に、なぜこの場所に菖蒲園が建てられたのか?
それに伴う、江戸時代の地場産業などについてもお話していただけました。
本日のゴールとなる日の出湯に到着!
参加者の皆様、お疲れ様でした!
入浴前に、男湯、女湯それぞれの貴重なタイル絵も見学させていただけました。
日の出湯の山本さん、ありがとうございました!
次回の銭湯ウォークは2019年9月下旬ごろになります。
参加者の募集につきましては、当サイトにてお知らせいたします。
参加方法は、往復はがきをご用意いただいてのご参加となります。
次回の銭湯ウォークもよろしくお願いします。