2017年9月16日(土)
「銭湯ウォーク 葛飾の街歩きと銭湯を楽しむ 立石編」が行われました。
今回もたくさんの参加者の応募に、葛飾区浴場組合連合会(浴場組合)一同、お礼申し上げます。
今回の集合場所(スタート)は「立石駅」
ガイドを務める葛飾区産業観光部観光課・下町文化研究家の谷口栄さんが用意してくれた古地図と現在の地図のコピーを受け取って、街の散策がスタート。
今回の散策場所は、立石周辺地域。
実は、立石駅や区役所は昔から今の場所には無かったそうです。
何故、現在の場所にあるのか?という解説を含め、学校の授業よりも濃密な社会学習が楽しめます。
住宅の隙間を歩き、「立石児童遊園」へ。
ここでは「立石」がなぜ立石という地名なのか?
この場所が歴史的にどういった場所であるのかを知ることができました。
熊野神社へ移動。
ここでも、歴史的な「なぜ?」を谷口さんが解説してくれました。
街の各所に眠っている、歴史を丁寧に解説してくれる谷口さん。
いつもの事ですが、豊富な知識にただ頷くばかり。
休憩に立ち寄った立石一丁目児童遊園。
ここには昔、映画館があったというお話も。
立石図書館は、葛飾区の初代区役所があった場所というお話を聞いた、葛飾区広報課の方も思わず「へぇ~!」
普段、我々が通り過ぎている場所に隠れた歴史を、惜しみなく話してくれる谷口さん。
残された石柱を見ると、ここが大道橋の跡地という事を知る事ができます。
橋がかかっていたという事は、ここには昔、用水があった事が伺えます。
昔の東立石の看板建築が残る街を歩き、本日のゴール、喜久の湯で記念撮影。
女将さんから、銭湯の歴史を話してもらって入浴。
立石に隠れた歴史に触れた後の入浴は、参加者に特別な価値を与えてくれた事だと思います。
参加者の皆さん、お疲れ様でした~!
次回の銭湯ウォークは2017年12月9日(土)を予定しています。
参加方法などにつきましては、当ホームページでお知らせいたします。
次回のご参加もお待ちしております。
次回参加者の皆様にも、本年で20回目を迎える銭湯ウォークの
「銭湯ウォーク20回記念ボールペン」
をプレゼント致します。